タムラカイさん 座談会&ワークショップ開催vol.1

「百五十年前のツンベルクの紀行には、日本の農藝の進歩は世界に類の無いものだろうと記して居る。農民は必ずしも生産の爲でも無く、驚くべき天分と熱心とを以て、技藝として工作を完成して居たことが異人の眼にも明らかであつた。」

柳田國男『都市と農村』

 

先日、11月10日

タムラカイさん(タムカイさん)による座談会を開催しました。

68691236-D81B-4431-841D-D87AB39C77EC

タムカイさんは、現在富士通に勤めるかたわら、グラフィックカタリストとして、NHK4時も!シブ5時へご出演されるなど、今メディアにも引っ張りだこのご活躍をなさっている方です。

 

そんなタムカイさんをお迎えした今回の座談会のテーマは、

表題の“ハッピーラクガキライフ”

 

そして、

“ナリワイ”をつくること、でした。

 

自身大企業に身を置きながら、グラフィックカタリストという新たな“ナリワイ”を生きておられるタムカイさんのご経験から、どのようにキャリアというものを考えていくべきかについてお話をいただきました。

 

“会社のなかに新たな仕組みをつくってしまう。”

と言われても、まだまだイメージがしづらいというのが今の社会のあり方でありましょう。

 

 

タムカイさんも、絵を描くのが好きだったということと、それが自身のキャリアになるということとは、必ずしも最初から結びついてはいなかったとの事。

 

実際ブログタムカイズムを“やってみた”ときも、

当初は、“ダチョウの卵の調理”などなど、

グラフィックカタリスト・タムラカイとしての姿をあまりうかがえません。

 

 

IMG_2319

 

 

 

 

 

 

 

(まずは“描いてみよう”という事で、様々な線を描いてみます。

なんの変哲もないような線からも見えてくるものがあるのです。)

※詳しくは次回のブログで

 

 

“やってみた、

よく考えた、

よく見た、

もっとやってみた”

 

 

そんな中で、タムカイさんが出会ったのが、知人の

「楽しく絵を描いてみたい」

という言葉だったそう。

 

キャリアを切り開くというと、何か仰々しい計画を考えなければならぬような気になるのが普通ですが、タムカイさんのキャリア論は概して明快なものな気がします。

 

まさしくやってみること、

そして、それに懸命に取り組むこと。

 

 

「あとになって、ストーリーを物語ることもできるし、それも十分真実には違いないのだが、

それだけが全てというわけではない。」

 

会が終わってからこんな事をおっしゃっておられたのが、自分には印象的でした。

 

 

 

さて、今回の座談会、石原への遠隔生配信も併せて実施しました。

前回のお披露目会に続き、座談会としては初めての試みです。

IMG_2292

 

 

 

いしはらの里に集まっていただきました皆様、ありがとうございました。

次回座談会におきましても、引き続き遠隔配信を予定しておりますので、ぜひともご参加いただけましたらと思います。

 

 

 

“キャリア”

それはわたしたちにとって欠くべからざる一つの視点でありながら、決してそれだけでは何も語り得ないもの、

そのようなものな気がします。

 

 

己の天才を引き出すゆとり、

そして、その中で懸命にそれを紡ぐこと、

キャリアとはそういう意識を通じ、自ずからかたちづくられてゆくものなのかも知れません。

 

 

 

 

(文 岡田光輝)